脳神経外科医が書くお金の本が面白かった。
こんばんは。
やまでです。
ちょっと前から話題の本になっていた
読みました。
面白かったです。
これ、要は行動心理学を頭にいれて脳のクセを直しましょうね
って
お話でした。
行動心理学の本はよく読むのですが
ダン・アリエリ—さんの本はわかりやすくて面白いです。
コレとか面白かった
「予想通りに不合理」
今回紹介する
そのお金の〜
の菅原道仁さんも非常にわかりやすかったです。
無駄遣いに特化している事によりわかりやすさが増しているというか。
他にも応用効きますよ、って行動心理学の入門書みたいなところもありますね。
たとえば、
備えあれば憂い無し
というもの。
お金にしろ防災グッズにしろ、何かあったときの為に準備しておいた方がいいのに、
「自分は大丈夫」
と思い込んで、殆どの人は準備をしない。
これを『認知バイアスが働いている』
と表現します。
○○日以内なら返品OK!!
と謳っている商品を返品してもいいなら... と安心して購入しても、
実際返品する人はものすごく少ない。
これを『保有効果』と言います。
とか。
お金に関する事じゃなくても思い当たる自分の行動のクセ、
それは自分が悪いのではなく脳のクセですよ。
という観点から日常生活を見ると面白いです。
...と、こう書いたブログを読んでも、
自分には関係ないや
自分は大丈夫
そう思うのも認知バイアスがかかってるってことなんですね。笑
私は数年前から行動心理学の本を読むようになって、
だいぶモノを買う時や物事を選ぶ時に深く考えるようになりました。
この本の中にも買い物上手チェックと称して普段の自分のものごとの考え方を顧みることができるセクションがあったり、メタ認知力を高める方法などがあり、
これ何となく知ってるなー
とか、
そうそう、そうなんだよね、って前はなってたなー
とか、
読んでいて自分の成長を感じられるいいきっかけとなりました。笑
立ち読みでも30分くらいで読めちゃうと思います。
気になった方は書店でチェックしてみるといいのでは。
浪費癖があって、ほんとに辞めたいと思う人は買って読んでも。
1300円くらいなんでそれで浪費癖が収まるなら安いものだと思います。
浪費とか借金とかって、強い意志とかそういうのじゃないんです。
ちょっとしたコツが必要なんですよね。
まあ、強い意志があるにこしたことはないんですが....